看護師が転職したいと考える動機は様々です。しかし、もしも特に職場環境に問題はないもののここでは自分の望む働き方ができない、待遇ではないという考えで転職をする場合は注意が必要です。今現在の職場で問題がないことは、幸福なケースにたまたま当たっただけかもしれません。
転職時は特に「人間関係」について事前に調べておかないと、人間関係は前の方が良かったという転職失敗のケースになってしまう可能性があります。

● 看護関係で特に多い悩みは人間関係

気になる転職先候補の病院が見つかったら、まずは見学を申し込んでみましょう。この時点で対応がなおざりなら、現場に余裕がない病院の可能性が高まります。
実際に見学に行けた場合は、職場や看護主任の雰囲気が明るいかどうか、ナースステーション内が整理整頓されているかどうかも、人間関係や仕事に余裕が感じられる職場の条件と言えるでしょう。

● 面接時の質問

育休や産休をとっても大丈夫かどうか、内定した場合に事前にしておくべき勉強はないかを聞いてみましょう。
育休や産休についての質問を濁された場合は、積極的にはそれが認められていない、対応策を設けていない病院と考えられます。人間関係の良い病院は、看護師が育休や産休で急に休む時の対応策があり、休みやすい病院でもあります。

内定後の勉強については特にない、働き始めてからの勉強で大丈夫と言われたら要注意です。現場に今どんなスキルや知識が求められているのか、人事側が把握していない、つまり情報交換・共有できていない職場の可能性があります。